水はいったい誰のもの?“水男爵”と呼ばれる一部の巨大企業によって独占されていく”水”……。国際機関さえも関わる水ビジネスの裏側を描いた問題作!【グローバル経済の歪】シリーズ第三弾は、「水ビジネス」。いかにして”水男爵(ウォーター・バロン)”と呼ばれる巨大企業によって、水資源が独占されているのかその実態を描いた問題作を放送。10年前に制作されたとは思えないほどに状況は変化していません。2018年12月、日本でも水道民営化を含む水道法改正案が可決。民営化を推進してきた内閣府民間資金等活用事業推進室には、水道サービス大手の仏ヴェオリア社日本法人からの出向職員が勤務していることも報道されました。ヴェオリア・ウォーター社は、スエズ、テムズ・ウォーターと並んで、まさに”水男爵”と呼ばれる世界三大水処理企業の1つ。水質汚染や水不足の深刻さが世界でますます広がるなか、こうした巨大企業がどのように水資源を独占し、莫大な利益を獲得しているのか?プリペイド式メーターやボトル水の販売といった仕組みや、国際機関やダム建設に隠された利権構造などが明らかに。【作品情報】アメリカ / 2008年 / カラー / 字幕版 / 84分原題:Flow: For Love of Water※本番組の視聴期限は、2020年1月23日23時59分までとなっております。富の集中、貧富の格差、環境汚染…新シリーズ「グローバル経済の歪(ひずみ)」では、グローバル資本主義のしわ寄せともいえる現象を描いた、世界のドキュメンタリーをだいたい月1でお送りしています。 ▼第二弾海運ビジネスの真実〜知られざる価格競争の代償〜▼第一弾(視聴期間終了)トム・ヨークらがサントラを手がけた『租税回避:英国が操る巨大ネットワーク』初公開■ニコニコドキュメンタリー公式サイトhttps://nicodocumentary.jp/